カトリック教会に行って別れた元彼のことを思い出したという話

深夜０時から始まるカトリック教会のミサ（mass)へ、
ママと二人で行ってきました。







私はキリスト教徒ではないので、
教会には、観光の時しか中に入ったことはありませんでした。
あとは結婚式とか。

訪れた教会は、私がイメージする荘厳なそれとは違い、なんというかモダンな市民会館のようでした。
パイプオルガンの他、ピアノや金管楽器の生演奏でのコーラスに合わせて一緒に歌ったり、
ミニ映画鑑賞、祭司のお説教（！？）、儀式と続き、最後に

peace be with you

と言って左右前後の人とハグ、握手をして終わり。


帰路についたのは１時過ぎ。
眠さの中に神聖な気持ちも芽生えつつ、
ちゃんとしたクリスマスのお祝いをできたことにも嬉しさを感じました。


ママは私に、ミサに付き合ってくれてありがとう。
と言ってくれました。

私は逆に、信者でもないのに教会につれていってくれた寛大さに感謝です。


宗教が違う人、特に信心深い人と恋愛、結婚をする際、
自分の想像を超えたところで、それが思わぬ障害になったりすることがあります。

以前、お付き合いしていた人は、日本のとある新興宗教の熱心な信者。
とても真面目で優しく、自分が嫌なことは嫌と口に出せず、溜め込むタイプの人でした。
４年もの間結婚前提でお付き合いしていたにも関わらず、
彼はいつも宗教の話題を避け、私を一度も宗教の集まりに連れて行ってくれませんでした。


私としては、自分が好きな人の人格やバックグラウンドを形成したものが、
その宗教なのであれば、それはそれで受け入れるのが自然だ。
という考えなので、一緒に行こうと言われれば喜んで行きたかったし、
信仰してほしいと言われれば改宗することも厭わないつもりでした。

ただ、彼としては、私の興味本位な態度が気に入らなかったらしく、
バカにしてる？とさえ思っていたみたいで、
結局最後には、
”sarahとは根本的に考え方が違うし、宗教観も理解しあえない。
一人になって信仰に身をおきたい”
なんていう捨て台詞で別れを告げられましたが・・・

たしかに、そう思わせちゃった私にも問題があったんでしょうが、
自分から壁作って、こそこそ本読んだり集まりに行ってたたくせに、
なに言っちゃってんだ？
単に気持ちがなくなっただけなのに、
別れの理由を宗教のせいにして逃げるなんて卑怯だな。
と、悲しくなりましたが。



正直、信仰心の厚い家庭で育ったわけではない私にとって、
宗教に対する姿勢は薄っぺらくて、
好奇心と興味本位の域を越えられません。


でも、平和や幸せを願う気持ちさえあれば、
どんな宗教だろうが私にとっては大した問題ではなく、
お互い理解し、受け入れる努力をし合う事が大事。
と思うのです。

メリークリスマス！！！






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